“よい仕事” とは、なんだろう。

「はたらく(=生きる)」を問う。 Work Magic NARA

多様な領域で活躍するゲストを奈良に招き、次代のはたらき方を一緒に考えるトークイベントシリーズ企画。
アート、デザイン、カルチャー、学術とビジネスのあわいで、
「よい仕事とは何か」「よい仕事をするために必要なものは何か」を探っていく。
ゲストからの話の後、トークセッションにてアーティストの田中孝幸氏が問う。
会場は、奈良の空をあおぐ場所、TEN。
静かな夜に、ゲストや参加者の「はたらく(=生きる)」物語を、綾なしていく。

  「 はたらく(=生きる)」
を、問う。
Work Magic NARA

多様な領域で活躍するゲストを奈良に招き、
次代のはたらき方を一緒に考える
トークイベントシリーズ企画。
アート、デザイン、カルチャー、
学術とビジネスのあわいで、
「よい仕事とは何か」
「よい仕事をするために必要なものは何か」
を探っていく。
ゲストからの話の後、トークセッションにて
アーティストの田中孝幸氏が問う。
会場は、奈良の空をあおぐ場所、TEN。
静かな夜に、ゲストや参加者の
「はたらく(=生きる)」物語を、
綾なしていく。

次回のゲスト | 2022.11.17

#06

劇作家・演出家
芸術文化観光専門職大学学長

平田オリザ

Oriza Hirata

1962年東京生まれ。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。 演劇の手法を用いた多様性理解・コミュニケーション教育にも取り組み、各地の自治体・NPOとも連携してワークショップを実施している。2019年より豊岡市日高町に移住し、劇団の新拠点となる江原河畔劇場を設立。豊岡市芸術文化参与、豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクターもつとめる。著書に『わかりあえないことから』(講談社現代新書)、『ともに生きるための演劇』(NHK出版)ほか。

内容:トークセッション、質疑応答など
日程:2022年11月17日(木)19:00 – 20:30
場所:BONCHI 4F TEN +オンライン 
定員:30名(現地参加)
参加費:現地参加2,500円(早期割引2,000円)、オンライン参加1,000円 ※いずれもアーカイブ視聴可能
主催:一般社団法人TOMOSU 後援:奈良県、奈良市


聞き手 | Host

田中孝幸 | Takayuki Tanaka

フラワーアーティスト / クリエイティブディレクター

大学卒業後、出版社勤務を経て独学で花の世界へ。花卸市場勤務時にベルギーのアーティスト:ダニエル・オスト氏と出会い、世界遺産などの展示で協働後、独立。花・植物などの自然要素を表現ツールの中心に据え、文脈を重視したコンセプチャルな作品は多方面で好評を得る。作品制作、空間デザイン、クリエイティブディレクションなどを中心に、国内外企業とのコラボレーション、地方自治体プロジェクト、雑誌連載など多岐に活躍。代表作には、東京の様々な街を舞台に花を生け、独自の花世界を紡ぎ出した婦人画報での連載『東京百花』など。

https://www.takayukitanaka.com/

会場 | Venue

BONCHI 4F – TEN

悠久の自然や文化に開かれた空間

BONCHI

BONCHIは、1階から4階まで異なる趣のフロアを持つ奈良市の創業支援施設です。1階には、「時代を読み解く500冊」と題した本を揃えた書店、2階にはコワーキングスペースがあり、多様な働き方の魅力的な人たちが集まっています。BONCHIは、特定の目的を持った人だけではなく多様な人に開かれた空間づくりが評価され、2020年にはグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しています。

4F – TEN

今回の会場、奈良の天空を仰ぐ4Fフロア【TEN】は、はたらく人をソトに誘うコワーキングスペース兼イベントスペースです。空間デザイン+クリエイティブディレクションとインスタレーション作品【磐座 iwakura】を田中孝幸氏、建築設計をSデザインファームが担いました。壁や天井の窓からは、自然の風や音、光が入り、数百年鳴り続けている興福寺の鐘の音が聞こえてきます。【TEN】 は、私たちの考える “はたらく” を象徴した空間です。

住所:奈良県奈良市橋本町3-1 BONCHI
アクセス:近鉄奈良駅より徒歩5分

これまでのゲスト | Archive

#05 2022.07.29

精神科医など

星野 概念

Gainen Hoshino

精神科医として病院に勤務するかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』(2018)、『自由というサプリ』(2019)(ともにリトル・モア)、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』(2021)(ミシマ社)がある。

#04 2022.05.19

霊長類学・人類学者
総合地球環境学研究所 所長
京都大学前総長

山極 壽一

Juichi Yamagiwa

1952 年東京都生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2020 年まで第26代京都大学総長。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任。現在、総合地球環境学研究所 所長、環境省中央環境審議会委員を務める。著書に「人生で大事なことはみんなゴリラから教わった」(2020 年、家の光協会)、など多数。

#03 2022.03.11

染司よしおか六代目|染織家

吉岡 更紗

Sarasa Yoshioka

大学卒業後、アパレルデザイン会社勤務を経て、愛媛県西予市野村町シルク博物館にて染織にまつわる技術を学ぶ。2008年より生家である「染司よしおか」にて、植物を中心とした天然染料で製作を行っている。
「染司よしおか」は京都で江戸時代より200年以上続く染屋で、絹、麻、木綿、和紙など天然の素材を、紫根、紅花、茜、刈安、団栗など、すべて自然界に存在するもので染めを行なっている。奈良東大寺二月堂修二会、薬師寺花会式、石清水八幡宮石清水祭など、古社寺の行事に関わり、国宝の復元なども手掛ける他、薬師寺で行われる伎楽装束の制作にも携わる。羽田空港国際線ターミナル、ポルトムインターナショナル北海道、ホテル青龍京都清水などに作品を納める。

#02 2022.01.29

映画監督 大森 立嗣

Tatsushi Omori

1970年、東京都出身。大学時代に自主映画を作り始め、卒業後は俳優として活動しながら数々の映画制作に助監督として参加。2001年、プロデュースと出演を兼ねた奥原浩志監督作「波」が第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。2005年「ゲルマニウムの夜」で監督デビュー。国内外の映画祭で高く評価される。「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(2010)で日本映画監督協会新人賞を受賞。「さよなら渓谷」(2013)で第35回モスクワ国際映画祭コンペティション部門の日本映画として48年ぶりの審査員特別賞を受賞。さらに「日日是好日」(2018)で第43回報知映画賞監督賞を受賞。最近の話題作は「MOTHER/マザー」(2020)や「星の子」(2020)。その他監督作品に「まほろ駅前多田便利軒」(2011)、「ぼっちゃん」(2013)、「セトウツミ」(2016)、「光」(2017)などがある。

#01 2021.11.29

写真家 三好和義

Miyoshi Kazuyoshi

1958年徳島市生まれ。中学時代に本格的に写真を始める。中学時代に地元の徳島新聞に売りこみをして採用、初めての掲載料を貰う。中3の夏、単身沖縄へ撮影旅。3年通い17歳の時、銀座ニコンサロンで個展開催。これは現在でも最年少記録。大学時代にプロ活動を開始。雑誌「BRUTUS」などで海外ロケなどに参加。表紙、グラビアを担当する。27歳当時の最年少記録で木村伊兵衛賞を受賞。以降「楽園」をテーマにハワイ、タヒチ、モルディブ、セイシェル、サハラ、ヒマラヤなど世界中で撮影。写真集は60冊を超える。最新刊はSUMOBOOK大型写真集「東大寺」。