よい仕事ができる、ソトを感じるウチ空間【TEN】、奈良に誕生。


〔プレスリリース〕
BONCHI WORKS 始動


新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛等の影響を受け、在宅ワークなどの働き方が増えるなど、 社会の“はたらく”ことに対するイメージが大きく変わってきています。
この度 BONCHI(奈良市橋本町)では、4 階を新たなコワーキングスペース【TEN】としてリニューアル。同時に、次 の時代の“はたらく”を提案していくプロジェクト“BONCHI WORKS”を立ち上げます。さらには、各階に趣の異なる空 間を備える BONCHI を拠点に、奈良市の魅力溢れる近隣スペースと提携するサービス“BONCHI WORKS Neighbors” を開始します。

BONCHI4階 コワーキングスペース 【TEN】

はたらく人が悠久を感じながら自由になれる、
五感と創造力にはたらきかけるワークプレイスです。
奈良の天空を仰ぐこの場所に、さまざまな可能性や広がりを想い、
【TEN】と名付けました。


6月28日(月)、BONCHI の 4階に前衛的なコワーキングスペースが誕生します。空間クリエイティブディレクション とインスタレーション作品【磐座 iwakura】をアーティストの田中孝幸氏、建築設計を デザインファームが担い、奈良 で活躍する新鋭クリエイター達も多数参画しました。奈良の形、材、色、品、様式などが融合した佇まい。開かれた窓 や天窓(トップライト) からは、四季の気配や自然の光、奈良で数百年鳴り響いているお寺の鐘の音が入ってきます。 ウチにいるのにソトにいるような、はたらく人をソトへ誘う空間です。 (空間の詳細は参考資料をご覧ください)


BONCHI WORKS とは

すべての“はたらく人”が持つ可能性を引き出し、
“よい仕事”ができるまちをつくるプロジェクトです。


街の喧騒、四季の気配、悠久の自然や文化など、階ごとに趣の異なる空間を持つ BONCHI。そのご近所に広がる さまざまな空間・時間。それらが混ざり合い、まち全体が面的なワークプレイスとなります。

BONCHI WORKS では、何よりもまず、はたらく人が役割や所属に固定されず穏やかに“その人自身”でいられる環 境を整え、潜在能力・可能性を大事にします。そして、時代を読み解く「問い」の発信を通じ、人が動き出すきっかけを 探ります。その先に新しい“はたらく”が生まれると考えています。

また奈良では、長い時間をかけ育まれた自然や文化が暮らしの中に存在します。私たちは、それらを都会に溢れ る多くの情報とはまた異なる、“よい仕事”へ導いてくれる要素だと捉えました。各時代の最先端の営みや試みは、創 造性を引き出すものとなり得ます。地域のスペースと提携した新サービス、“BONCHI WORKS Neighbors”に加えて、 今後は、地域の中にある路地やベンチ、池のほとりなど、従来働く場所と捉えられていなかった「はたらく空間」のキ ュレーションも行なっていく予定です。

県外就業者が多い奈良市は、これまで大阪や京都のベッドタウンという位置づけでした。「暮らすまち」に加えて「よい仕事ができるまち」へと、転換をはかります。あらゆる「ウチ」と「ソト」を相対化し、自由に行き来できる次の時代の はたらき方を、ここ奈良から提案します。

※本プロジェクトは、2020 年 11 月に一般社団法人 TOMOSU・奈良市・NTT 西日本の三者が協働し立ち上げた「社会課題の解決と新たな価値創 出を実現する奈良リビングラボ構築に関する共同実験」における取り組みの 1 つです(https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/92629.html)。


新サービス、BONCHI WORKS Neighbors

BONCHI のご近所に広がるさまざまな空間や時間で
“はたらく” ことができるサービスです。

BONCHI 会員を対象に、奈良市内にある様々な場所をワークスペースとして選択・利用できるサービスを 7 月 1 日 (木)より提供します(利用日の前日もしくは当日に要予約)。それらを通じ、“はたらく人”が主人公となり、その日の 気分やモードに合わせて、空間や時間に固定化されることなく価値を生み出せるようなはたらき方を提案していきます。(サービスの詳細は参考資料をご覧ください)